第35回海外研修航海 気象衛星GOES-9の画像で見る |
概要:
2004年2月15日、望星丸は清水港を出港し、46日間の研修航海を終え、3月31日に清水港に帰港しました。このページでは、研修航海中、気象衛星GOES-9が観測した最新の地球の画像に望星丸の航跡・現在位置をプロットしたものを毎時公開して来ました。望星丸の帰港を持って、今回のサービスは終了します。下の画像は、3月31日の衛星画像に今回の望星丸の全航路をプロットしたものです。関係者の皆様、お疲れ様でした。
GOES-9赤外全球画像にプロットした望星丸の全航跡
画像の説明:
気象衛星GOES-9に搭載された赤外センサが観測した全球画像です。ここでは温度が低いところほど明るく見えるように処理してあります。このため、温度の低い雲は昼夜にかかわらず白く見えます。黒く見える領域はほぼ晴れている領域と見なすことができます。
画像の横に赤字で書かれている日時はGOES-9衛星の観測開始時間をグリニッジ標準時GMTで示したものです。例えば、02:32GMTは+9時間すると日本標準時11:32JSTとなります。GOES-9衛星は赤道上空からセンサのミラーの角度を少しずく変えて、地球を北から南(つまり画像の上から下)まで約19分かけて観測していきます。つまりこの画像の一番上と一番下では観測時間に約19分の時間差があることになります。
1時間毎にGOES-9衛星が観測したデータは気象庁で受信・処理されたものを、インターネット経由で東海大学情報技術センターで取得し、望星丸航海中は毎時20分頃にこのホームページに掲載します。
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