人工衛星データを使ってシルクロードの研究に取り組む東海大学情報技術センター（所長：坂田俊文）とシルクロード学研究センター（所長：樋口隆康）は「シルクロードサテライトマップ」を完成させた。このシルクロードサテライトマップは、人工衛星データを用いて宇宙からシルクロードの都市・遺跡等について調査を行い、得られた画像解析データを今後のシルクロード学に新しい研究方法論として導入するという目的で作成された。シルクロード全域のベース画像には気象観測衛星ノアのデータが使われており、地形、植生、水域の分布状況等の自然環境の情報を明瞭に捉えている。